交通安全キャンペーン

2013年12月22日8時半過ぎ、シェムリアップ市街地の歩道に若者たちが並んで立っていました。*シェムリアップ市情報 /位置:アンコール・ワットの6km南 /人口:市域171,800人(2009現在)
彼らは、交通安全キャンペーンに参加している学生さんでした。手に持ったビラには、「ヘルメットをかぶりましょう」と書いてあるそうです。
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バイクタクシーの運転手については、ヘルメットをかぶることが義務付けられていますが、一般の人の中には、ヘルメットをかぶらずにオートバイを運転している人たちが多く、そうした人たちに向けて、呼びかけが行われていました。
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左写真の広げられた幕にも、ヘルメットをかぶりましょうと書いてあるのでしょうか。この交通安全キャンペーンは、今年から行われるようになったそうで、キャンペーンの旗と大きなカンボジア王国の国旗が見えました。アンコールワットが描かれたカンボジア国旗を示しておきました(右写真)。
DSC01166 カンボジアの旗

交通安全キャンペーンは、この日、市街地の数か所でおこなわれたようです。
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同じ日の16時過ぎにも、キャンペーンのために街角に立つ学生たちの姿がありました。
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左の写真では、旗の右上に、運転席の男性と後ろに乗った女性がともにヘルメットをかぶっているビラが見えます。また、ヘルメットをかぶらずオートバイを運転していた人に、女学生がビラを示して話しかけている姿が印象的でした(右写真)。
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交通規則や交通標識が描かれた大きなポスターも見えます。
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午後4時半ごろ、マーチングバンドによって交通安全キャンペーンのフィナーレ(?)を飾る演奏が行われていました。
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自転車、オートバイ、自動車などが、雑然と道路いっぱいに動いていく様子に、「交通事故は起きないのですか?」と、ガイドさんに尋ねたことがありました。その答えは、「ほとんどありません」「交通事故はあります」など、ガイドさんによってまちまちでした。交通安全キャンペーンは、交通事故への認識を広める1つのきっかけになって行くのでしょう。

写真/文 山本質素・中島とみ子

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